ペンタックスLX
1980年発売
重量570g 低速側電子式/高速側機械式 X接点1/75 ファインダ視野率95%×98%・倍率0.9倍
レリーズタイムラグ0.06秒
本体は小型軽量だが、ファインダーとワインダーで結構重い。
大型のファインダーは水中では非常に有効
現在のところペンタックスにとっては最初で最後のプロ用機です。
低速側シャッタは電子化されていますが、防塵防滴かつ小型軽量で、ファインダ交換もできます。特に防塵防滴は当時の走りでした。
機能的にはオーソドックスですが、作り込みは非常によく、巻き上げ感やフィルムの巻き戻し感は素晴らしいです。
水中ではワインダーLXを装着します。
ファインダーはニコンF3用のDA-20をアンティス社が水中用に改造したもので、水中眼鏡を付けていても全視野を確保することができます。
しかし、このアクションファインダーは暗いため、対策としてフォーカシングスクリーンを明るいものに交換してあります。LX用の「インテンスクリーン」や、LX2000発売時に登場したSE-60(全面マット式)を装着しています。
本体は防塵防滴なのにワインダーやレンズがそうなっていないのが残念ですが、時代を考えればやむを得ないでしょう。